Webライター&イラストレーターのなつめももこです。この度、イラスト&デザインを作成した電子書籍(Kindle)が発売されました。
わー!おめでとう。パチパチ!
ありがとうございます!(感激!)
わたしが表紙デザインを作成したのは、Webライター「なつさん 」の書籍です。
今回は電子書籍の表紙イラスト&デザインの依頼をいただけた経緯と、売り込まずに電子書籍の表紙作成依頼を受ける方法などついて詳しくお伝えします。
電子書籍の表紙の仕事!やってみたいな♪
電子書籍(Kindle)の表紙作成の依頼をいただいた経緯
今回は、Webライターのなつ様よりご依頼をいただきました。
経緯は「Twitter」です。
実は、なつさんとは元々Twitterで交流していて「なつめももこがイラストを描いている」となつさんに知ってもらっている状態だったのです。
なるほど!イラストレーターとして知ってもらっていたんだね。
なつさんがご結婚されたタイミングで、イラストをプレゼントしたこともありました♪
日頃の交流や、わたしのイラストのテイストを知っていたこともあり、なつさんが電子書籍を発売するタイミングで「ももこさんに依頼してみよう!」と思ってくださったようです。
- Twitterで「イラスト作成をしている」と発信していた
- 電子書籍を発売しそうな方(ライター、ブロガーなど)と交流していた
上記の2点が大きなポイントです。
加えて、わたし自身も電子書籍を発売していたので、電子書籍作成に知識があることでより「依頼しやすい」状態だったともいえます。
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【ポイント3つ】売り込まずに電子書籍の表紙を依頼されるには?
それでは、電子書籍の表紙を依頼されやすくなるポイントを3つご紹介します。売り込まなくても、仕事を受注できますよ。
Twitterの発信
作成したイラストやデザインをTwitterでツイート(投稿)してみましょう。Twitterはユーザー数が多いSNSなので、あなたの実績を必要な方に伝えやすいのがメリットです。
Twitterは文字をメインに投稿するSNSです。ですので、その中でイラストやデザインを発信していると目にとまりやすくなります。
「このイラスト好きだな」「このデザイン好み!」と思ってもらえたら、フォローされる確率も上がりますよね。
電子書籍は趣味や副業などで、個人作家の方が活躍しています。個人作家の方がデザインの依頼をする際にデザイン事務所に問い合わせするのは少しハードルが高いですよね。
たしかに…。
電子書籍を発売しよう!と思ったときに「誰に頼もう?」ってなるね。
Twitterで発信をしているとあなたのイラストやデザインをアピールできるのです♪
電子書籍を出版する方との交流
ただ単純にイラストやデザインについて発信していても、必要な方には届きません。
「これから電子書籍を出版する方」「すでに電子書籍を発売している方」と積極的につながっていきましょう。
“電子書籍を発売する方”とは
- Webライター
- ブロガー
- 小説を描いている方
- 自分のコンテンツ(商品)がある方
電子書籍(Kindle)の発売をするために特に必要な資格はありません。なので、誰でも出版できるのですが、やはりハードルが高い印象があるのか「みんながみんな発売している」というわけではないですよね。
電子書籍を発売しやすい方は、すでに文章を普段から書いている「Webライター」「ブロガー」や「趣味で小説を書いている方」などです。
また、日頃から文章を書いていなくても、自分のコンテンツ(商品)を売るために「本を出したい!」と考えている方もいます。
わたしに依頼してくださったなつさんも、Webライター&ブロガーさんです♪
日頃から交流して仲良くしていることで、依頼されやすい関係性を築けますよ。
電子書籍関連のコミュニティに参加
電子書籍(Kindle)に関連したコミュニティに参加するのもポイントです。
わたし自身もコミュニティに参加していて、その仲間から「電子書籍の挿絵を描いてほしい」と依頼をいただく機会があります。
コミュニティに参加するメリットは、やはり「電子書籍発売へのモチベーションや関心が高い方と交流できる」ことです。
- 「文章は描けるけど、イラストは描けない」
- 「電子書籍を発売したいけど、表紙をどうやってつくろう…」
という方はめずらしくないので、コミュニティ内で「イラストを描ける」「デザインができる」とあなたのことを知ってもらえば仕事につながりやすくなります。
さらにワンポイント!自分も電子書籍を出版する
上記の「ポイント3つ」に追加して、最後にワンポイント!
少しハードルが高いかもしれませんが、自分で電子書籍を出版してみるとより依頼を受けやすくなります。
「すでに電子書籍を発売している=知識がある」と認識してもらいやすいですよね。
また、自分で出版することで
- どんな表紙だったらAmazonで目立つか
- どんな表紙が人気か
など、情報収集をして発売した経験を積めます。
依頼されてから初めて情報収取するよりも、確かな経験がある方がいいね。
さらに、自分の電子書籍の表紙デザインを「こんな表紙をつくれます」とサンプルにもできますよ。
電子書籍の表紙を作成するメリット
電子書籍の表紙を作成すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?実は、電子書籍(Kindle)ならではのメリットもありますよ。
Amazonに自分の作品が並ぶ
Kindleの電子書籍の表紙を作成すると、Amazonに自分の商品が並びます。
Amazonに自分の作品が並ぶなんて、ドキドキしちゃうね。
そうなんです。Amazonで販売されている、というだけで大きな実績ですよね。
「電子書籍の表紙を作成している」と誰かに伝えても、ピンとこない方も多いかと思います。けれど「電子書籍の表紙デザインを作成して、Amazonで販売されている」というと「すごいな」と感じてもらいやすいですよね。
多くの方の目にふれる
Amazonに電子書籍が並ぶことにより、多くの方にあなたのデザインやイラストを見てもらえます。Amazonといえば、大手のインターネットショッピングサイトです。
個人の仕事でた〜くさんの方に見てもらえる機会ってなかなかないよね。
個人のお客様からの依頼は、比較的小さな範囲での公開になることが多いですからね。
Amazonの力を借りて、公開できるのがいいね!
集客窓口の1つになる
Kindleの表紙デザインの仕事をすることで、集客窓口の1つとして活かせます。
例えば、今回なつさんは書籍の最後にわたしの名前とわたしが運営しているサイトのURLを添付してくださいました。
さらに、なつさんのブログでもわたしのことを取りあげてくださいましたよ。
気になった方が、それを見て問い合わせしてくれる可能性があるということだね。
個人で働いていると、集客は大きな問題です。窓口が1つでも増えると、次の仕事につながる可能性も増えますよね。
継続依頼になることも…
電子書籍の仕事は継続依頼になる可能性が高いことがメリットです。電子書籍を発売されている方は、1冊の発売で終えることなく、2冊目、3冊目…と発売される場合があります。
特に、シリーズ本を出版される方は「1冊目と同じデザイナーに表紙作成を依頼したい」と考える可能性が高いのです。
確かに、シリーズ本なのに1冊目と2冊目がまったく違うと違和感があるから…。
同じ人に依頼したいよね。
ほかにも、以下のような理由があります。
- 発売する書籍の世界観を統一したいから
- 信頼関係を構築できて、依頼しやすいから
- また1からデザイナーを探すのは大変だから
わたしも初めて電子書籍を出版したときは、デザインの知識がなかったので同じデザイナーさんに4冊続けて依頼しましたよ♪
イラストを複数依頼される可能性がある
電子書籍の表紙デザインを依頼されると、イラストを含めて複数の依頼をいただく可能性があります。
わたしも、なつさんから表紙デザインだけでなく、表紙のイラスト、それから挿絵も依頼していただきました。
電子書籍は表紙だけでなく、章ごとに挿入する「章扉」や、説明を加えたいときに本文内に挿絵を加える場合があり、それぞれイラストレーターやデザイナーの力が必要なのです。
1冊丸ごと世界観を統一するために、章扉や挿絵もお願いします、といったことがあるんだね♪
電子書籍の表紙を作成するデメリット
電子書籍の表紙を作成する上で、デメリットもあります。ただし、デメリットというよりも「注意点」と捉えるのが良いと思います。
デメリットを上回るメリットがありますから♪
ルールや規格に注意
電子書籍の表紙を作成する際には、さまざまなルールや企画に注意が必要です。
- 電子書籍に使用可能なフォントか
- サイズなどの設定は適切か
- 商用利用OKなイラストか
まず、電子書籍の表紙デザインに文字を使用する場合、商用利用可能&電子書籍利用可能な書体を選びましょう。
フリーフォントといったものでも、規約が必ずあります。違反にならないように必ず確認が必要です。
電子書籍の表紙には規格があるので、公式ページで確認するようにしましょう。電子書籍はさまざまな媒体で読まれるので、スマートフォン上では問題なくてもパソコンでは画像が粗い…なんてことがあるかもしれません。
それから、表紙に自分以外の方が作成したイラストを使用するなら商用利用、二次利用が可能か確認が必要です。
依頼してくださった方が「このイラストを表紙に使ってください」と送付してきたときも、必ず作者の許可があるものか聞いておきましょう。
勝手に使用して、のちのちトラブルになる可能性もあるわけだね。
責任が大きい
電子書籍の表紙デザインの仕事は責任重大です。
電子書籍は、本屋などに並ぶわけではなく、インターネットのみで販売される書籍です。そのため、本屋で気になった本を手にとってみる、といったようなことができません。
Amazonにずらっと並んだ書籍から選ばれることになるので、表紙デザインの良し悪しが売り上げを左右します。
かなり責任重大だね…。
そうなんです…。こればかりは経験を積んで、たくさんスキルを身につけるしかないですね。
実際に書籍を読んだ方は表紙ではなく「中身」で良し悪しを判断しますが、まずそもそも読んでもらうためには手にとってもらう必要があります。
手に取るきっかけに「表紙デザイン」が大きく関係しているので、責任が大きな仕事といえるのです。
表紙作成をするためにやっておきたいこと
責任重大…。
表紙デザインの仕事を受けるまでに何をしておいたらいいんだろう…。
では次に、やっておきたいことをお伝えしますね。
日頃から表紙を観察しておく
日頃からさまざまな書籍の表紙を見て、観察&研究しておきましょう。
- 売れている書籍をチェックしてリストアップ
- 自分が「いいな」と感じた書籍のどこがいいのかを書き出す
- どのような構図で配置されているのか分析
売れている書籍や、気に入った書籍の画像を自分用の資料としてまとめておきましょう。
依頼を受ける窓口をつくる
今回は「売り込まずに」依頼を受ける方法をお伝えしましたが、売り込める窓口を先につくっておくのも大事です。
「電子書籍の表紙デザイン作成します」という商品ページを自分のSNSやサイト、もしくはココナラなどのスキルマーケットで公開してみましょう。
例えば、ココナラの「デザイン」カテゴリから「書籍・カバーデザイン」を選ぶと、お客様から見つけてもらいやすくなりますよ。
デザイン&イラストのスキルアップ
デザインやイラストのスキルは急に向上するものではありません。毎日コツコツと練習して、スキルアップしておきたいですね。
デザインのトレースができる本で学ぶのもおすすめです。
株式会社日本デザイン様のこちらの記事↓もとてもわかりやすいです♪
電子書籍(Kindle)の表紙作成はメリットがたくさん!
電子書籍の表紙作成は、責任重大ですがそれ以上のメリットがたくさんあります。なにより、Amazonに自分の作成した作品が並び多くの方の目に触れるのはうれしいことですよね。
電子書籍は個人作家の方がたくさん参入しているので、SNSの交流を大事にして、仕事につなげていきましょう。
そして、なつさんの書籍もぜひご覧くださいね。優しいストーリーとともに、節約のコツが学べます♪
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