独学でイラストレーターになりたいけどどうしたらいいんだろう
学校でイラストを専門的に学んだ経験がない方は「独学でもイラストレーターになれるのだろうか」と悩みますよね。
今回は、独学でイラストの仕事を始めたわたしが、Twitterを活用したロードマップをご紹介します。わたし自身が実際に仕事を獲得している方法ですので、あなたもぜひ挑戦してみてくださいね♪
独学でイラストレーターになれる?
独学でもイラストレーターになれるかな?
専門的に学んだ経験はないんだけど
「ただ好きでイラストを描いていた」という方は「自分はプロにはなれない」と思いがちですよね。
けれど、イラストレーターには資格が不要なので「あなたのイラストを買いたい!」「あなたにイラストを依頼したい!」と思ってくださる方がいればイラストレーターになれます。
と、いってもそんな人あらわれるかな?
もちろん、黙って待っていてもいきなり「イラストを売ってください」などとはならないですよね。
ただし、あなたの行動次第であなたのイラストが売れます。
わたしも「ただのお絵描き好きな人」でしたが、いまはこうしてイラスト販売の仕事をしていますよ。
行動次第で、独学でもイラストレーターになれるので、まずはロードマップの通りに活動を始めてみませんか?
今回は「Twitterを活用した方法」をご紹介します♪
【ロードマップ】独学からイラストレーターへ
独学イラストレーターの5ステップとは?
それぞれのステップを詳しく紹介する前に、まずは「5ステップ」を簡単にお伝えします。
<Twitter活用!独学イラストレーターのロードマップ>
ステップ1:方向性を定める
ステップ2:Twitterでイラスト投稿&交流
ステップ3:企画開催
ステップ4:1人から依頼を受ける
ステップ5:1つの依頼を実績に、展開
それでは1項目ずつ詳しく見ていきましょう。
ステップ1:方向性を定める
独学でイラスト販売をしたいなら、方向性を考えてみましょう。
方向性?
一言で「イラスト」といってもさまざまなジャンルがあります。
<イラストの種類>
・頭身が低めのキャラクターイラスト方向性
・実写に近いイラスト
・骨や筋肉など医療的なイラスト
・背景
・似顔絵
・ウェディング専門イラスト などなど…
ざっと挙げてみただけでもこれだけジャンルがありますよね。その中で「これ!」という方向性を決めましょう。
例えばあなたが「スーツを仕立ててほしい」と考えたときに、どのようなお店にいきますか?
スーツの専門店に行くね。
大抵の方がそうですよね。
「どんな服でも売っています」というお店よりも「スーツのことならうちに任せて!」という専門店を選ぶでしょう。
イラストも同じです。「なんでも描きます」というのはとても素晴らしいことですが「背景専門」「動物専門」などと特化したものがあると依頼されやすくなります。
ステップ2:Twitterでイラスト投稿&交流
ざっくりとした方向性が決まったら、Twitterにイラストを公開してフォロワーさんと交流していきましょう。
どうしてTwitterなの?
もちろん、InstagramなどほかのSNSでもOKです。
ただTwitterは文字投稿が主体のSNSなので、イラストを投稿していると目立ちやすいのですよ♪
Twitterを始めたら、積極的に交流していきましょう。SNSは「コミュニケーションツール」ですから淡々と投稿するのではなくリプライ(コメント)をして交流するのがおすすめです。
また、アカウントを立ち上げてすぐはいくら投稿しても、他の方にあまり見つけてもらえません。「まずは自分から声をかける」を意識して始めてみましょう。
よければ、わたしのTwitterアカウントにもリプライ(コメント)してくださいね♪ → @natsume_momoko
そして、Twitterでイラスト投稿をする上で重要なポイントは「イラストが必要な方」とつながることです。
さまざまな方と交流することも、もちろん大事です。しかし「イラストを買う可能性が低い方」より「イラストが必要で購入する可能性が高い方」と交流することでイラストを買ってもらえる可能性がぐっと上がります。
<イラストを購入する可能性が高い方>
・ライター
・ブロガー
・動画編集者
・Kindle作家
・ほか個人事業主 などなど
ステップ3:企画開催
フォロワーさんが増えてきたら「企画」をしてみましょう。
企画?
わたしは以下のような企画を何度か開催しています。
\企画をするメリット/
・「イラストを描いている人」と知ってもらえる
・企画に参加してもらうことで交流できる
・フォロワーさんが増える
・有料での依頼のきっかけとなる
まず、イラストの企画をすることで「あ、この人はイラストを描いているんだ」と認識してもらえます。そして、企画をするとフォロワーさんが増えます。
わたしはこれまでに3回ほど企画をしていますが、その度にフォロワーさんが増えています。
これまで交流していなかった方と仲良くなるきっかけになりますね。
「企画に参加します!」「ありがとうございます♪」と会話が生まれるわけだね。
企画により交流が生まれたり、イラストの受け渡しをしたりすることで「依頼」へのハードルがぐっと下がりますよ。
ステップ4:1人から依頼を受ける
わたしはこれまでの3回の企画開催により、毎回企画きっかけでの「有償依頼」を受けています。
・イラストを受け取った方から「ほかにも描いてほしい」と言われる
・企画に参加しそびれた方から「お金を払うから描いて」と言われる
・企画を見たことで「この人はイラストレーターなんだ」と認識され、依頼される
自分の価値を下げすぎない方がいいので、なんでもかんでも「無料で描きます」としない方がいいでしょう。しかし「存在を知ってもらわなければ、買ってもらえない」のも事実です。
例えば、スーパーマーケットでの「試食」や、化粧品の「テスター」セミナーの「無料体験会」などは無償で提供されていますよね。
いつまでも無料や低価格でイラストを提供すべきではないですが「宣伝」「広告」の意味で無償提供することはその後の依頼獲得につながります。
ステップ5:1つの依頼を実績に、展開
1つ依頼を受けたら、ぜひTwitterでアピールしてみましょう。
Twitterでアピールすることで「イラストを描いている」「イラストを販売している」とフォロワーさんに認識してもらえます。
まったく実績がないお店でなにか購入するのは少し勇気がいりませんか?「本当に信頼できるかな?」「大丈夫かな?」と思ってしまいますよね。
「誰かに買われたことがあるもの」として実績が「1つ」でもあるとそれが信頼につながります。
<紹介>Twitterを活用してイラスト販売するにはどうしたらいいのか、詳しくはこちらの書籍
にまとめています。3名のイラストレーターの方の成功実績も掲載してあるので、参考になりますよ。
ステップを繰り返し…
5ステップは「5つ目のステップに到着して終わり」ではありません。ステップ4とステップ5を繰り返したり、ときにはステップ3の企画を開催したり、繰り返してひとつずつ実績を増やしていきましょう。
購入してくださる方が「イラスト1枚あたり何円?」「支払い方法は?」と迷わないように、イラストの販売方法をまとめておくといいですよ。
試行錯誤して続けていこう
イラストの方向性を決めて、販売を始めても「あれ?やっぱり方向性が違う?」「思ったよりも売れない」などと壁にあたることがあるでしょう。
最初からうまくいくことはないので、失敗しても「なるほど、このやり方は違うのか」と考えて前向きに取り組んでいきましょう。
わたしも思ったようにいかないことが度々あります。
けれど、失敗は成功のもとですよね。
自分のイラストを気に入ってもらえたり、購入してもらえたりするのはとってもうれしいことです。独学で未経験でもTwitterを活用すると、自分と自分のイラストを売り込めます♪
ぜひ一緒にがんばりましょうね。
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